疲労回復に必要な時間の目安

【疲労・回復・睡眠】2012年8月17日 07:00

体力を向上させるには、まずは練習するのが第一だが、その量や時間に応じて適切な回復期間(含むアクティブ・リカバリー)を置くことも大切になる。「休んでいる間」にこそ超回復が起こり体力が向上するので、「練習と回復期間は1セット」と考えるべきといえるだろう。疲労回復のスピードは、個人差(年齢や疲労回復力)が大きいので画一的には判断できないが、以下の目安が参考になる。


疲労回復に必要な時間の目安

■運動強度・時間に対する回復に必要時間の目安

 運動内容回復に必要な時間
 6時間以内の有酸素運動  8時間
 30~60分のテンポトレーニング  8~10時間
 75~120分のテンポトレーニング  24~36時間
 15~45分の乳酸閾値トレーニング  24時間
 60~90分の乳酸閾値トレーニング  24~36時間
 10~30分の超乳酸閾値トレーニング  24~36時間
 45分以上の超乳酸閾値トレーニング  36~48時間

 

TSS*が算出できる場合は、以下が疲労回復の目安となる。

■TSSに対する疲労回復に必要な時間の目安

 TSS回復に必要な時間
 150未満  翌日には疲労が回復
 150~300  翌日には疲労が残るが2日後には回復
 300~450  2日後でも疲労が残る可能性あり
 450超  2~3日間は疲労が残る

 *TSS(Training Stress Score)はトレーニングの量と質を勘案して、体にどれくらい負荷がかかったかを数値化したもの。FTPで1時間TTをした時のTSSが100。FTPで20分維持のメニューを行った場合は、TSSは33になる(100÷60分×20分≒33)。

 

参考文献

  • ランス・アームストロング, クリス・カーマイケル共著・本庄俊和訳・『ミラクルトレーニング 7週間完璧プログラム』・P116・未知谷
  • ハンター・アレン アンドリュー・コーガン博士共著・『パワー トレーニング バイブル』・P170・OVERLANDER株式会社