トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.29 教訓8:目標レースに特化したトレーニングを行う

【立ち読み版】2013年2月23日 00:29

教訓8:目標レースに特化したトレーニングを行う

■レースの日が近くなるほど、目標レースの特徴に合わせたトレーニングを多く取り入れる

レースにはそれぞれ異なる特徴があります。

一番大きいのは、スプリント、アイアンマンといった距離の違いですが、それ以外にも目立たない違いがいくつもあります。例えば、土地の起伏やうねり、波の状態といった違い、ウェットスーツ着用義務の有無、気温、カーブの数、ロードかオフロードか、スタート時間が午前か午後か、ディスクホイール使用の可否などです。

レースの日が近くなるほど、目標レースの特徴に合わせたトレーニングを多く取り入れなければなりません。

10章では、鍵となるレース条件を考慮に入れたレース計画の立て方を学びます。自分でコントロールできるもの、できないものにどう対処するか、わかるようになるでしょう。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■