トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.30 教訓9:回復は厳しい練習と同様に重要である

【立ち読み版】2013年2月23日 00:30

教訓9:回復は厳しい練習と同様に重要である

■過度に練習が激しく休みが少ないのは、逆効果

トレーニングには2つの要素があります。強度の高い練習と回復です。どちらが欠けても効果的なトレーニングプログラムにはなりません。

強度の高い練習の部分については、トライアスリートのほとんどが問題ないと思いますし、実際、うまく乗り越えているように見受けられます。解決しなければならないのは回復のほうです。

セルフコーチングをするトライアスリートの多くは、練習をきつく、休みを少なくし過ぎます。体がトレーニングに適応し、強くなるのは休んでいるあいだのことです。よって、過度に練習が激しく休みが少ないのは、逆効果なのです。11章では回復についてさらに詳しく述べます。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■