ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.13 エンジンの強化

【立ち読み版】2013年3月13日 06:30

エンジンの強化

■基礎能力の詳細な説明

第4部「エンジンの強化」では、サイクリストとしての実力アップのために、基礎能力の各要素を詳細に説明していきます。
これは体力の上限を引き上げ、シーズン中にその上限を長く維持するのに役立つでしょう。

■段階を踏んだ有酸素能力の強化

第11章では、段階を踏んだベース・トレーニングによる有酸素能力の強化に焦点を当てます。ベース前期では、中程度の強度での高ケイデンス走に取り組み、次に低ケイデンスでの筋力および筋持久力強化のインターバルに移行します。ベース後期ではハードであるものの「快適さ」を感じる「テンポ走」と、LT上限での走行に取り組みます。

■ウェイト・トレーニング

第12章では、ウェイト・トレーニングについて説明します。筋肉量を増やしたくないとしても、強い体幹を維持し、怪我の原因となる筋力のバランスの悪さは改善したほうがよいでしょう。

■より少ない労力で効率よく同じ結果を出せるようになるためのメニュー

第13章では、日々の走行練習で取り組むとよい、ペダリング、走行スキル、スプリント、各種ドリルについて説明します。これらのドリルは、より少ない労力で効率よく同じ結果を出せるようになるのに役立ちます。

■メンタル・トレーニングと専門能力

第14章はメンタル・トレーニングの基本を紹介します。ベース期は、競技に向けた心構えをつくるための絶好の時期です。

第15章は、特定のレースに向けた準備や専門能力を鍛えるトレーニングへの移行について説明します。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■