ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.35 栄養源としての脂質(2) 高脂質食の効果

【立ち読み版】2013年4月12日 05:05

栄養源としての脂質(2) 高脂質食の効果

■高脂質食の効果

最近の研究は、脂質を多く含む食事は、トレーニング中の脂肪の代謝と使用率を高めることを示唆しています。このため、ベースビルディングの時期では、脂質の摂取を多くし、糖質を減らすと効果的です。

総カロリーに占める脂質の割合は、最大30パーセントまでにします。

■良質の資質を摂ることが重要

大切なのは、良質の脂質を摂ることです。毎日、アイスクリームを約500cc食べれば脂質は摂れますが、心臓病のリスクも高めてしまいます。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■