ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.71 筋肉の疲労:エネルギー源の枯渇、エネルギー系の供給を超える負荷

【立ち読み版】2013年6月3日 06:30

筋肉の疲労

■エネルギー源の枯渇、エネルギー系の供給を超える負荷

筋肉の役割はペダルを動かすことです。エネルギー系の役割は、筋肉が運動を続けるために必要な燃料を供給することです。

エネルギー源が枯渇するか、エネルギー系の供給によってまかなえる以上の負荷が筋肉に与えられると、筋肉は十分な力で収縮したり、運動を持続する能力を失い始めます。これは、疲労の一形態です。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■