ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.110 トレーニング中の補給

【立ち読み版】2013年7月26日 06:30

トレーニング中の補給

■1.5時間以上走行する場合は、走行中にカロリーを摂取する

トレーニングの前、最中、後に食事をする習慣を身につけることで、ベーストレーニングの数週間後に控えているハードなトレーニングやレース期間での栄養のニーズを満たしやすくなります。

1.5時間以上、走行する場合は、走行中にカロリーを摂取すべきです。まずは、1時間に200~300kcalを摂取することから始めましょう。

体重の軽いライダーは、1時間に200kcalでも良いでしょう。150ポンド(約68kg)以上のライダーは250kcalから、175ポンド(約79kg)以上のライダーは300kcalから始めます。

走行が長くなれば、1時間あたりに摂取するカロリーも増やします。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■