単独練習のリスクとコーチにつくメリット

【期分け・練習計画】2011年10月5日 18:32

本や雑誌に書かれた言葉は大きな助けになるが、実際にコーチと一緒に練習すれば、それ以上の成果が得られる可能性もある。しかし日本ではサイクリスト向けのコーチはまだ多くはないので、初心者であれば近くのチーム(ショップ主催のチームなど)に連絡を取り、一緒に喜んで教えてくれるコーチにつくことが現実的かも知れない。

 

単独練習のリスクとコーチにつくメリット

■単独練習のリスク

一人で練習しているだけでも、そこそこ速くなることはできるだろう。しかしレベルが上がれば上がる程、単独練習だけでは限界が見えてくるといわれている。また今行っている練習が本当に目標のレースに向けて適切な内容なのかは、なかなか自分では判別できないことも多い。最悪の場合では、「きつい」ものの「的外れ」な練習を延々とやり続けてしまい結果が出ないという場合もありえるだろう。

■良いコーチとは

良いコーチにつけば、的確な練習ができているかどうか、豊富な経験と知識や理論にもとづいたアドバイスを受ける事ができるだろう。ロードレースのトレーニング方法について熟知していることはもちろん、ウェイト・トレーニング、ストレッチ、有酸素運動トレーニング、インドア・トレーナーを使ったトレーニングの経験や知識に加え、生理学、解剖学、心理学までカバーしているコーチが見つかれば、ベストといえるだろう。

かなり経験を積んだロードレーサーであっても、何か問題があるときや客観的な意見を聞きたい時にはコーチに相談することが多い。限られた貴重な時間でもっと速くなろうとするのであれば、自分にあった良いコーチ(またはアドバイザー・相談相手)を見つけることは、かなり重要といえるだろう。

 

パワー・トレーニングのコーチングを行っている団体

パワート・レーニングのコーチングを行っている団体もあるので、コンタクトしてみるのも一案だろう(詳しくは以下リンク先をご参照)。

 

参考文献

  • E・ボリセヴィチ著・『勝つための自転車レーステクニック』・P13・並木書房