トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.4 スマートトレーニング

【立ち読み版】2013年2月23日 00:03

スマートトレーニング

やる気のある選手が知っておかなければならないのは、「するべきこと」ではなく、「してはいけないこと」である。

スコット・ティンリー (プロトライアスリート)

 

■単純且つ複雑な競技:トライアスロン

トライアスロンは、非常に単純であると同時に、驚くほど複雑な競技です。

水泳、自転車、ランニングの経験があれば、その単純さは誰にでもわかります。この3種目は子供でもできるものですし、多少練習を積めば老若問わずレベルアップが可能です。

ショートディスタンスのトライアスロンやデュアスロンは、少しかじっただけの人でもほとんどが完走できますが、こうした初心者でもパフォーマンス向上を目指したとたんに、問題は複雑になります。「3種目すべてを毎日練習すべきか」、「何時間ぐらい練習したらよいか」、「なぜいつも疲れているのか」、「何を食べたらよいのか」。こうした疑問が次々と浮かんでくるはずです。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■