トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.36 補足 1.2 夢をつかむには、眠りが必要(2)

【立ち読み版】2013年2月23日 00:36

補足 1.2 夢をつかむには、眠りが必要(2)

■睡眠の質を高める方法

下記に睡眠の質を高める方法をいくつか紹介します。

  • 毎晩決まった時間に就寝する。週末やレース前夜も同じ時間にする。
  • 就寝時間近くになったら、徐々にリラックスする。読書、短い散歩、おしゃべりなどを楽しむとよい。
  • 寝室は暗くし、換気をよくして、室温を16~18℃に保つ。
  • 寝心地の良いベッドと枕を選ぶ。
  • ベッドに入る前に、温かい風呂に浸かる。
  • ハーブティーを飲んでリラックス効果を高める。
  • 疲れを感じたときだけ努めて寝るようにする。
  • 筋肉を少しずつ収縮・弛緩させて、全身をリラックスさせる。

このほか、就寝の数時間前はコーヒー、紅茶、コーラなどの刺激物をとらないようにしましょう。塩分や精製された砂糖も人によっては睡眠障害につながることがあります。アルコールは入眠を促す抑制作用がありますが、睡眠パターンを乱し、その結果目覚めが早くなることもあります。

■入眠を助ける食品

入眠を助ける食品にはハーブティーのほか、ターキー、マグロ、カッテージチーズ、牛乳があります。これらは睡眠を誘発するL-トリプトファンを豊富に含んでいるのです。就寝直前に重い食事をとるのは控えますが、空腹のまま床に就くのもよくありません。

質のよい眠りを心がけましょう。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■