ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.102 糖質源となる食材を賢く選ぶ

【立ち読み版】2013年7月16日 06:30

必要なビタミンやミネラルを摂取するチャンスを逃さないために

■蒸し野菜、スムージー、サラダ

いろいろな食物を採るための方法の1つは、新鮮な野菜を蒸すことです。ボウルに野菜と少量の水を入れ、電子レンジで3~4分温めます。

冷凍の果物を使って、スムージーを作ることもできます。スムージーの味に変化をつけるためには、新鮮な果物をカットしたものや、ノンファットのバニラヨーグルト、少量のハチミツを加えてもよいでしょう。

様々な果物と野菜、ミックスナッツ、レーズンを用いてサラダを作りましょう。サラダには、蒸し野菜、薄切りのアボカド、オリーブ、ナッツとレーズン、新鮮なベリー、リンゴや西洋ナシのスライス、そしてサーモンや牛ヒレ肉、ホウレンソウを加えてもよいでしょう。

■必要なビタミンやミネラルを摂取するチャンスを逃さないために

果物と野菜から、常に日々の糖質ニーズを満たせるとは限りません。しかし、栄養価の低い食物から糖質を摂取すると「必要なビタミンやミネラルを摂取する機会を逃すことになる」のを、忘れないようにしてください。

糖質源となる食材は、賢く選ぶよう心がけましょう。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■