ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.53 有酸素系の向上を測る方法:主観的運動強度、起床時の安静時心拍数

【立ち読み版】2013年5月8日 06:30

有酸素系の向上を測る方法:主観的運動強度、起床時の安静時心拍数

■主観的運動強度

主観的運動強度も、「1、2か月前に比べて同じ強度の運動が楽に感じられるようになっているかどうか」の判断に役立ちます。

■起床時の安静時心拍数

起床時の安静時心拍数も有酸素系の向上の目安になります。

心臓の機能が向上するにつれて、1回の心拍で汲み出せる血液の量が増加し、1分間あたりの心拍数が少なくても、体に必要な血液を送り込めるようになります。起床時の安静時心拍数を定期的に測定することで、この変化を把握できます(10章を参照)。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■