もっと速くなるためのヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから紹介します。

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【FTP・LT・VO2max】2011年10月28日 19:27 閲覧数:692288

VO2max(最大酸素摂取量)は、有酸素運動の上限であり、FTPはVO2max以上には上がらない。逆に言えばVO2maxとFTPの間に大きな開きがあれば、FTPはVO2max近くまでまで上がる余地があるといえる。つまりVO2maxとFTPがわかれば自分のFTPの伸びしろがおおよそ推定できる。続きを読む

【LSD】【初心者のためのヒント】2011年10月28日 07:00 閲覧数:548378

LSDという言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは「Long(長時間) Slow(ゆっくりと) Distance(距離を乗る)」 の頭文字をとったもので、自転車に限らず持久系のスポーツでは広く行われているトレーニング方法のひとつです。続きを読む

【ヒルクライム・上り】【筋トレ・ストレッチ】2011年10月25日 19:18 閲覧数:621066

パワー・メーターで最高出力の計測にチャレンジしてみると、重いギアよりは比較的軽いギアを高速で回した時の方が高いパワーが出やすいことが実感できるだろう。続きを読む

【LSD】【冬のトレーニング】2011年10月24日 19:14 閲覧数:603733

LSDは、初心者にとっては「持久力を高める効果」が高く、レベルの高い競技者にとっても「高強度トレーニングの疲労を抜く」「コンディションを整える」「シーズン初期に高強度の練習を行うための土台を作る」といった意味で有効なトレーニング方法のひとつといわれている。続きを読む

【筋トレ・ストレッチ】2011年10月23日 19:11 閲覧数:449096

ロードバイクは筋力(筋肉が発揮できる"力"の最大値)の重要性が比較的低いスポーツであり、また筋肥大しすぎると上りで不利になってしまうので、筋トレの重要性は低いとの指摘がある。しかし短時間しか練習できない時に体に効果的に刺激を与えられることや、弱点部分を集中的に鍛えられるので、その意味では効果があるといえるだろう。ただし注意が必要なのは「筋トレだけ」しかしなければ、「使えない筋肉」が無駄に増えてしまうリスクがある点だ。続きを読む

【サプリ・食事・補給】2011年10月22日 19:08 閲覧数:275029

平日の練習は、どうしても朝か晩のどちらかになることが多いかも知れない。朝で問題となるのが食事量だ。どの程度食べるのが適切なのだろうか。続きを読む

【期分け・練習計画】2011年10月21日 16:30 閲覧数:165253

ロードレースでは、持久力・LTの高さ・スプリント能力など様々な能力が求められる。これらを一度にまとめて鍛えるようとしても無理なので「期間ごとに特定の能力を集中的に練習してレベルアップさせ、その間他の能力は維持する程度にとどめる」というのがピリオダイゼーション(期分け)だ。これにより各方面の力をバランスよく高め、高い総合力を身に着けることができると共に、ピーク調整も比較的かんたんになる。続きを読む

【トレーニングメニュー】2011年10月20日 19:31 閲覧数:277126

FTPを超える強度で運動をすると、大量の疲労物質(指標:乳酸*)が生成される。レースでは、FTPを超える強度に入ってはそれ以下に戻るといった動きを頻繁に繰り返すので、このFTP以下に落ちたタイミングで疲労物質や乳酸を除去できる能力が高いか低いかがレース成績に大きく影響する。この疲労物質や乳酸を除去する能力強化にスポットを当てたトレーニングを2つ紹介する。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年10月19日 19:05 閲覧数:96892

同じ体重で出せるパワーが向上すると、走行速度は上がる。速く走れる能力が高いほどレースでは有利なので、パワーを上げることに集中してトレーニングすれば、レースで出せるパフォーマンスの上限(潜在能力≒体力)が上がるといえる。しかし優勝するのは、「最もパワーを出した選手」ではなくあくまで「最初にゴールした選手」だ。続きを読む

【ペダリング・ポジション・スキル】【冬のトレーニング】2011年10月18日 19:03 閲覧数:391893

高回転トレーニングは様々な効用があるといわれている。続きを読む

【疲労・回復・睡眠】2011年10月16日 18:50 閲覧数:434244

長期間の練習やレースの中断につながってしまうリスクが高く、なるべく避けたいもののひとつに「オーバートレーニング」がある。続きを読む

【サプリ・食事・補給】【レース対策情報・レース戦術】2011年10月14日 18:51 閲覧数:320816

運動を行う前にカフェインを摂取すると、その後数時間にわたって有酸素運動時における筋肉での糖質に対する脂肪の利用割合が増加する。その結果、筋グリコーゲンの使用量を節約できるので、持久力がわずかながら増強される効果が期待できるといわれている。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年10月11日 18:35 閲覧数:109178

レースで勝つのは、最良のコンディションであってもひじょうに苦しいので、よほど集中し勝利への執着がなければ優勝するのは難しい。ロードレースでは、優勝した選手の方がその他の選手よりも疲労困憊しているケースが多いが、それは自分の力を100%出し切っている証拠といえる。多くの選手は自分の全力の70~80%までは呼び出せるが、100%まで絞り出せる人は少ないように思われる。しかしトレーニングでこのレベルを高めることはできる。続きを読む

【期分け・練習計画】2011年10月5日 18:32 閲覧数:96026

本や雑誌に書かれた言葉は大きな助けになるが、実際にコーチと一緒に練習すれば、それ以上の成果が得られる可能性もある。しかし日本ではサイクリスト向けのコーチはまだ多くはないので、初心者であれば近くのチーム(ショップ主催のチームなど)に連絡を取り、一緒に喜んで教えてくれるコーチにつくことが現実的かも知れない。続きを読む

【期分け・練習計画】2011年10月4日 20:30 閲覧数:103003

サイクリングの習熟に要する期間を調査した資料によると、トレーニング開始後7年間は身体能力が改善すると考えられている。この間にトレーニングやレースに関する方法論を学び、生活習慣も変えていくことになる。7年経過後も、その後少なくとも3年間はパフォーマンスの向上は継続し、この傾向は何歳でトレーニングを開始したかには関係なくあてはまるといわれている。続きを読む

【トレーニングメニュー】2011年10月1日 19:23 閲覧数:205077

限られた時間の中で少しでも強くなるためには、なるべく効率よく練習することが大切だ。「日々の練習時間に応じて強度をコントロールし、筋力と心肺機能をバランスよく鍛えること」が大切だが、短時間しか練習できない時は外走りなら「筋力・筋持久力強化」に集中するか、ローラーで特定のエネルギー系(LTやVO2maxなど)にピンポイントで負荷をかけるのがベストといえる。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年9月29日 20:20 閲覧数:109882

レース中に足が売り切れて集団から千切れてしまうのは、それまでに筋繊維と肝臓中のグリコーゲンを使い切ってしまったことが原因である可能性が高い。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】【期分け・練習計画】2011年9月28日 18:49 閲覧数:434876

無酸素トレーニング(持続時間2分以内のインターバル<ソリア>やスプリント練)は、心身に大きな負担がかかり、やり方を間違えると意味がないばかりか危険な場合もある。続きを読む

【ペダリング・ポジション・スキル】2011年9月27日 18:46 閲覧数:188531

「ペダリングで引き足を使うべきなのか不要なのか?」、「引き足を強化しペダリングをスムーズにするために、パワークランクを導入したり片足ペダリングをすることは有効なのか否か?」といったことについては、様々な意見があり「サイクリスト全員が納得する統一見解」は今のところ見当たらないように思われる。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】【レース対策情報・レース戦術】2011年9月26日 18:41 閲覧数:580114

『パワー・トレーニング・バイブル』では、レースで優勝する選手のパワー分布図の特徴として、「レース中のかなりの時間FTPレベルでパワーを出す一方で、FTPを超えたレベルのパワーを長時間出すことはない」という点が指摘されている。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】2011年9月25日 18:39 閲覧数:383127

赤筋繊維(遅筋)と白筋繊維(速筋)の基本的な割合は遺伝で決まっていて、トレーニングを積んでもその割合が変わることはないことが知られている。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】【ヒルクライム・上り】2011年9月21日 18:22 閲覧数:605835

パワーの絶対値は体重に比例して大きくなる傾向があるので、本当の実力を計る物差しとしては優れている指標に、体重1㎏あたりの出力であるパワー・ウェイトレシオ(単位:W/kg )がある。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】【期分け・練習計画】2011年9月20日 18:20 閲覧数:188592

パワー トレーニング バイブルの著者が、200名の選手に自己ベストのパワーが出た際のTSB(トレーニング・ストレス・バランス)を聞き取り調査したところ、持続時間が5分未満の運動については、TSBがプラス寄り(疲労が抜けた状態の時)にベストが出る傾向にあることが明確に確認された。続きを読む

【ペダリング・ポジション・スキル】2011年9月19日 18:17 閲覧数:175365

ロードバイクはペダルを回して力を自転車に伝えるだけのシンプルな運動だけに、そのスキルの巧拙がパフォーマンスに大きく影響するといわれている。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】2011年9月18日 18:07 閲覧数:451494

有酸素運動の上限がVO2maxであり、トレーニングを積むことでLTはVO2maxに近づいていく。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】2011年9月17日 18:04 閲覧数:452205

VO2maxは体内にとりこめる酸素の最大値で、心臓や肺や大血管など中枢の呼吸循環能力を反映する。続きを読む

【FTP・LT・VO2max】【トレーニングメニュー】【冬のトレーニング】2011年9月16日 20:48 閲覧数:777320

ビル・ブラックの「パワーの1時間」は、アメリカのマスターズ・トップクラスの選手であるビル・ブラックが冬場にFTPを上げる為に考案し、アメリカで広まった室内用の練習メニュー。全1時間半の練習の内、メインの1時間が余りにきついことから「苦痛の1時間(Hour of Pain)」の異名がある。挑戦する場合は相当の覚悟をもって臨みたい続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年9月15日 18:01 閲覧数:85839

トレーニング効果には特異性があり、与えられた刺激に反応して体の適合が起こる(トレーニング効果が現れる)。つまり、トレーニングの強度や反復回数によってトレーニング効果は違ってくる。続きを読む

【サプリ・食事・補給】2011年9月13日 11:43 閲覧数:173064

運動中に体重のたった2%(体重60㎏であれば、たった1.2㎏)の体液が失われただけで心拍数や体温が上昇する。またこのレベルから有酸素運動の能力が低下し始める。続きを読む

【疲労・回復・睡眠】2011年9月11日 11:24 閲覧数:435403

体調がよい時の起床時脈拍数は低く、疲労が蓄積してくると調子のよい時の脈拍数よりも5~10拍程度高くなることが多い。起床時脈拍数が高い場合は、十分に回復させることが必要があると考えられるので、完全休養するか、アクティブ・リカバリー(ごく軽いレベルの回復走を行う事やストレッチを十分に行う事やサウナに入るなどの積極的休養)を行ったほうがよいだろう。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年9月10日 11:26 閲覧数:89771

1週間の練習の基本的な流れは、まず足が一番元気な初日に高強度・短時間の練習を行い、2日目に中強度・やや長時間練習、3日目に低強度・長時間のベーストレーニングを行い、4日目に休息を取るというのがワンセットになる。続きを読む

【筋トレ・ストレッチ】2011年9月8日 21:39 閲覧数:428298

筋肉痛のメカニズムはまだ完全に解明されていないが、複数のメカニズムが関連して起きている可能性が高い。続きを読む

【サプリ・食事・補給】2011年9月7日 14:54 閲覧数:244923

自然界には、200種類もの単糖があるが、ブドウ糖は中枢神経の唯一のエネルギー源で、その血中濃度(血糖値)が下がると、直接パフォーマンスの低下につながる。よってレース中はなるべく血糖値を安定させることが重要になるが、この時に理想的なのが、デキストリンといわれている。続きを読む

【ペダリング・ポジション・スキル】【空力・エアロダイナミクス・TT・下り】【速くなるためのヒント一覧】2011年9月6日 21:16 閲覧数:148475

ロードレースは、速度が上がれば上がる程、空気抵抗との闘いになる。高速域になった時、その効果の違いを実感する機材の筆頭はディープリムのホイールだろう。その中でも最高レベルのTT用ディスクホイールを使うと約50Wものパワー削減効果があるといわれている。続きを読む

【ヒルクライム・上り】【速くなるためのヒント一覧】2011年9月4日 19:52 閲覧数:183094

ローラーで練習すると、信号や風や地形の変化といったものの影響を全く受けずに、狙った通りのワットと持続時間でトレーニングできるので、練習効率が極めて高い。続きを読む

【レース対策情報・レース戦術】2011年9月2日 07:05 閲覧数:116298

ウォーミングアップには体温上昇による代謝の活性化・筋出力の向上や、呼吸循環系の応答性向上など様々な効果があることが知られている。続きを読む

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