RST方式のパワー・トレーニング・ゾーン

【FTP・LT・VO2max】【トレーニングメニュー】【パワー・トレーニング情報】2012年1月10日 09:12

人気メニュー「LTインターバル」などさまざまな効果的な練習メニューが紹介されているbike training tips.comでは、パワー・トレーニングのレベルの基準が『パワー・トレーニング・バイブル』で紹介されている「コーガン方式」でなく「RST方式(Ric Sterm Training zones)」と呼ばれるものが基準となっているケースが多い。今回は、この「RST方式」の概要と「コーガン方式」への読み替え方法を、bike training tips.comより紹介する。

 

RST方式

RST方式は、リック・スターム氏というサイクリングニュースの記者であり、コーチングも行っている人物の推奨しているものだ。これはMAPを利用してパワー・トレーニングのゾーンを設定するもので、トレーニング・レベルは以下の8つに区分けされている。

■RST方式のパワー・トレーニング・レベル

 
記号
MAPに対する比率
名称
  Z7
Z6
Z5
Z4
Z3
Z2
Z1
ZR
>110%
80-110%
70-80%
65-70%
60-65%
50-60%
40-50%
0-40%
高強度無酸素運動(短時間のダッシュやインターバル)
ヒルクライムのペース・最大有酸素パワー
タイムトライアルのペース
タイムトライアル下(タイムトライアル・ペースの少し下)
高強度耐久走
耐久走(少し速めの耐久走)
ロング耐久走
回復走のペース

■RST方式の基準はMAP

RSTの最大の特徴はMAP(最大有酸素パワー)を基準にしている点だ。MAPはテスト計測結果のブレが少ないので、正確な基準値をもとにトレーニング強度を設定できるというメリットがある。またMAPテストは、「20~60分TT」よりも短時間で済むので、心理的負担も軽く繰り返し行いやすいという点もアドバンテージだ。

■RST方式の方がレベル分けがやや細かい

RSTのトレーニング・ゾーンの区分けはコーガン方式ととそれほど大きな差はないが、RSTのほうがややレベル分けが細かくなっている(コーガン方式のLT~VO2maxやテンポ走~耐久走の部分がより細かく区分けされている)。RSTとコーガン方式がどのように対応しているかを示しているのが以下の図だ。bike training tips.com で紹介されている練習メニューを行う時にご活用されたい。

 

 

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